布製品のお取り扱いについて

布製品のお取り扱いについて

弊社の取り扱う布製品は、織りから染色まで昔ながらの伝統的手法で作られております。

手作業の工程が多いため、日本の機械工業製品と比べると一見粗野に感じられる部分も見受けられます。

当社では生産現場の監督者、職人たちと話し合い、生産工程上避けられないものに関しましては、正規品として取り扱いさせていただいております。

現地の職人たちがこつこつと手作業で作り上げた布製品の特性をご理解の上、人の手が作り出す表情の違い、素朴な風合いをお楽しみください。

染色、プリントについて

インド布製品のプリントには、主に2種類の伝統的手法が用いられております。

ブロックプリント

生地に木版(ブロック)を1つ1つ手で押していき1枚を仕上げるという大変手間のかかる作業です。



全て現地の職人さんの手作業によって作られています。
生産風景はこちら↓※音量にご注意ください。


シルクスクリーンプリント

2人掛かりで1枚の版(スクリーン)を使い1色ずつ生地にプリントしていく方法です。



インドの布製品の染色やプリントは、職人たちが手作業で行っているため、機械工業品のように完璧に仕上げることは難しく、多少のプリントの抜けやズレ、インクの飛び、色むら、染色後の生地の縮みによるサイズの微増減等が生じます。これらは機械プリントには無い手仕事品の特性としてご理解願います。


織りについて

インド綿は繊維が太く短いため、素朴な風合いがあり、通気性に優れ、柔らかくとても肌触りが良いのが特徴です。
しかし、生産段階で写真のような織りムラ、織りキズ、節、ネップと呼ばれる糸のもつれ等が発生する場合がございます。 生産工程上避けられないものに関しましては、程度により良品として取り扱いさせていただいております。



色落ち、色差について

色落ち

インド綿製品は色落ちしやすいという特性があります。摩擦や水濡れ、汗によって色が移る可能性があります。 雨天でのご使用、薄い色の衣服、バッグ、ソファー、車のシート等への色移りには十分ご注意ください。


色差

染色後の乾燥の際に天候や湿度の変化によって、1枚1枚の発色に差が出る場合がございます。


お手入れ方法

  • 洗濯時に色落ちする場合がございますので、漂白剤及び漂白剤入りの洗剤のご使用は避け、他の物と分けて単独でお洗いください。

  • 商品によっては2種類以上の繊維で織りこまれたものや、刺繍・ミラーなどを施しているものがあります。商品ごとに洗濯表示をご確認ください。

  • 長時間濡れたまま放置すると移染する恐れがございます。洗濯後は形を整えてすぐに陰干ししてください。 生地の特性上、洗濯後多少縮むことがございます。

  • 手作り品の為、サイズが表示と異なる場合がございます。

  • ストールやマット等のフリンジ付き商品は繊維が抜けやすい為、洗濯時はご注意ください。

  • インド綿特有のにおいが気になる方は、風通しの良い場所で陰干ししてからご使用ください。


タグとして使用頂けるPDFファイルを用意しました。
上の画像をクリックしてダウンロードしてお使いください。

お取り扱いの際には必ず洗濯表示、お取り扱いのご注意をご覧ください。



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